犬と病気と食べものと

虚弱です。1型糖尿病と喘息と蓄膿と膠原病疑いもちのオバちゃんが綴る犬と食べものへの愛を叫ぶブログ

お犬さま

今日は北海道は全体的にあったかい。

畑のアスパラが驚きの勢いで伸びており、早く収穫しないと固くなっちゃうわとアセアセしつつ眺めている火曜日。

 

隣ではうちのお犬さまが日向ぼっこをしています。いとしい…。

f:id:compione-felicita101:20170509155544j:image

 

うちのお犬さまは、アスパラが大好き。

ブロッコリーも大好き。

犬ってけっこう緑黄色野菜好きなんですよね。人参とかカボチャも大好き。

料理してて冷蔵庫から人参とかブロッコリー出すと飛んできて、キッチンとダイニングの境目に座っておこぼれを待っています。

いつまでももらえないと自分のオモチャを咥えて持ってきて、ふん投げて音を立ててアピールします。…賢いと一口に言っていいのか迷うけどとにかくかわいい…。

 

そんな彼女の生い立ちについて今日はお話します。

彼女と出逢ったのは、2012年の12月。

ずーーーーっと犬を飼いたいと思っていたのだけど、札幌の賃貸暮らしでできずにいた私たち夫婦。

夫の転職で今の空知地方に引っ越して、古い一軒家を借りることになりまして。

そして近隣に友達がいない私を心配した夫が「犬を飼おうか」と言ってくれたのです。

ペットショップでお犬さまを購入するという手段もあるけれど、小さな頃から捨て犬とかが殺処分されることを知っていた私は、ぜひ保護犬を迎えたいと夫に訴えました。

 

夫はそのこと自体は肯定するけど、虚弱の私に保護犬はハードル高くないかと心配して、一生懸命子犬の頃から育てたらきっと大丈夫と説得して、はるばる札幌の譲渡会へ。

 

譲渡会は、小さい子は少なくて、お年寄り犬も大きな身体の子も多かった。

私はもう犬だ犬だと大喜びで片っ端から挨拶して回り、どの子も連れて帰りたい!と途方にくれるダメ人間だったのだけど、夫は慎重にあまり大きくなりすぎなくて、若くて私たちと相性のよさそうな子を選んでいて、大きくて真っ白な高齢犬に懐いてもらえてうっとりしてる私のそばに女の赤ちゃん犬を連れてきて、「抱っこしてみて」と言いました。

 

もうすごくちっこくて、ちょっとゴワっとした黒か茶色か分からない、でもおしりがぷりぷりしていて抱っこすると喜んだ後にすぐスヤスヤ寝ちゃう子。

それが今のうちのお犬さま。

 

どうも生後3ヶ月くらいで、兄弟と一緒に保護というか捕獲というかされたらしいうちの子は、皮膚病もあったしどうやら左前足を傷めたか捕まる時に引っ張られたのが怖かったのか、今でも左前足を握られるのは嫌がるけれど、もうすっかりうちのお犬さまとしてうちの両親にもかわいがられて暮らしています。

皮膚病もわりとすぐに治って、病気はほとんどしない。冬から春先にかけて膀胱炎になりやすいみたいだけど、清潔に保って散歩に頻繁に行くとすぐ治る。ていうか、水をたくさん飲んでそろそろオシッコした方がいいと判断するみたいで、膀胱炎の時は「オシッコ行きたい」と呼びに来ます。

賢い!(親バカですが何か)

 

コーギーと柴犬とが混ざった感じなのだけど、臆病すぎていまだに犬トモができない彼女は、今日も寝込む私のそばで私を見ています。

 

しつけの段階で私が失敗したこともいっぱいあって、困ったなということもたくさんあるけど、それはまた別のお話。

 

さぁ、お米といで散歩に行こう。